5キロ痩せても、脂肪肝疑いは消えなかった
人間ドックの結果が届くと、まず体重の欄を見る。今年は素直に嬉しかった。76kgだった去年から、71kgまで落ちていた。1年で5キロである。
腹囲も5センチ縮んだし、BMIも1.5ポイント以上下がった。肥満度だって+11.5%から+4%まで縮んでいる。数字だけ見れば、去年の自分よりも明らかに引き締まっている。血液検査のほうも、全体として悪くない方向に動いていた。
去年、腹部エコーで軽度の脂肪肝疑いを指摘されていた。だから今年は、多少意識して過ごしたつもりだった。劇的に何かを変えたわけではないが、去年よりは気をつけていた。その結果としての5キロだと思っている。
それでも、総合所見には「ごく軽度の脂肪肝疑いあり」と書いてあった。去年と、変わっていない。
5キロ痩せて、体脂肪も外見も明らかに変わったはずなのに、肝臓の中はそう簡単には変わらないらしい。正直、がっかりした。体重計の数字が下がれば、内臓の状態もついてくるものだと、どこかで思い込んでいた。
もちろん、メタボリックシンドローム判定は3年連続で「非該当」だし、他の所見も大きく変わっていないとのことで、緊急に何かが悪化しているわけではない。淡々と経過観察を続ける、というだけの話ではある。ただ、努力した分だけ結果がきれいに出るわけではないという当たり前のことを、数字を突きつけられて改めて実感した1年だった。
資産のほうは、放っておいてもS&P500がある程度カバーしてくれる。だが体は違う。何もしなければ確実に悪くなるし、多少頑張ったところで、思った通りには変わってくれない。FIREできるだけの資産があっても、体が動かなければ、それをどう使うかという話にすら辿り着けない。
がっかりしている場合ではない。資産を積み上げてきたのは、家族と健康に、長く楽しく生きるためだったはずだ。今度は体のほうに、本気で手をつける番である。
よし、燃えてきたぞ。
