2026年6月の支出:113万円。使いたいものに、使った月だった。
FIREを真剣に考えるなら、資産運用と両輪で考えたいのが支出の最適化だ。支出が月30万円の人と月50万円の人では、前者のほうが圧倒的にFIREに近い。収入は景気や会社の都合に左右されるが、支出は自分の意思決定の積み重ねだ。
ということで、2026年6月(6月17日〜7月16日)の実績を公開する。
収入
192万円
支出
113万円
収支
+79万円
まず、収入192万円だが、これだけ見ると「めちゃくちゃ高収入じゃないかよ!」と突っ込まれるだろう。だが種明かしをすると、我が家は妻も育休時短勤務で働いていて、いわゆる二馬力だし、何より今月はボーナス支給月だった。驚かせてしまって、すまない。
次に、支出113万円。もちろん、収入が多い月だったので支出もそれに応じて膨らんだだけだ。毎月こうなるはずがない。いわゆる「ボーナスのご褒美」的な支出も含まれている。そう考えると、なぜこんなイレギュラーな月から記録を開始したのか、自分の計画性の無さに呆れるが、まあ仕方ない。
内訳はこうだ。
住宅:44万円。快適な空間づくりのために。
住宅費が突出しているのは、ボーナス月の住宅ローン返済額が上乗せになったことに加え、洗面所のリフォームに22万円かけたためだ。
我が家は注文住宅で、他の家庭も同じであるように「夢のマイホーム」に向けて細部にまでこだわった。多少の背伸びもしつつ。洗面所は、TOTOやLIXILのような有名メーカーの洗面台を使うわけではなく、大工仕事、左官による造作である。個性的かつ洗練された空間として当初は満足度が高かったが、やはり水撥ねによるシミなどがずっと気になっていた。もちろんそれは最初から分かり切っていたことではあるが、日々のうっすらとした不満の積み重ねが、とうとう臨界点を超えたわけだ。
多少の費用はかかったが、仕上がりを見て後悔はしていない。それどころか、もっと早くやればよかったとすら思っている。毎朝使う空間が、ほんの少し気持ちいい場所になった。
これをFIRE目線で見ると、どう評価すべきか。必須だったかと問われれば、顔をうつむけざるを得ない。では無駄遣いかと問われると、自分にはそう思えない。毎日使う空間の質を上げることと、資産形成を着実に進めることは、矛盾しないと思っている。何もかも削って資産だけ積み上げる生き方を目指しているわけではないからだ。
趣味・娯楽:41万円。旅行・キャンプ・牛乳キャップ。
住宅に次ぐ大きな支出になったが、構成要素としては、家族旅行の航空券とキャンプ用品、そして牛乳キャップのオークション購入費だ。
FIREを一直線に目指すのであれば支出は切り詰めるべきだと思う。だが幸い、我が家はそれなりに資産が積み重なってきているし、下手をすると使い切れない可能性すらあると思っている。そこで今年は、意識的に家族との時間にお金を使うことを心がけている。来年から上の子は小学生だ。そうなると自由度はきっと下がる。だから旅行に行く。キャンプにだって行く。
牛乳キャップはこの6月から始めた趣味で、昭和の時代に牛乳瓶の口を封じていた、あの紙のキャップのことだ。オークションサイトで取引されていて1枚数百円から、珍しいものは数千円になることもある。やはり40歳手前になり、おじさん化してきているのだろう。過去への郷愁が日増しに強くなっている気がする。
今月の振り返り
収入が大きい月ということもあって、使うことも考えた月だった。FIRE目指す中でもこういう余白は大事にしたいし、使うことへの快感というのは間違いなくあった。もっとも、無駄なものに使っていいわけではないが。牛乳キャップは間違いなく、妻の事業仕分けの対象になりそうだし、気を付けていかないと。
この記事の家計データは、マネーフォワード MEで管理している。銀行・証券・クレジットカードを連携させると、支出の分類が自動で行われる。毎月のレポートを見ながら記録をつけるようになってから、支出の全体像が把握しやすくなった。
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