39歳で資産2.5億円になった理由を、きちんと整理しておく

39歳で資産2.5億円になった背景を、実家売却後の資金とS&P500投資、家族の安心という視点で整理する記事のアイキャッチ画像 FIRE計画
資産の背景

2.5億円は、成功談ではなく、家族の安心につながっているお金です。

39歳で資産約2.5億円。そう書くと、かなり特殊な数字に見えると思います。 ただ、この資産額は、自分の力だけで作ったものでも、短期間で大きく当てた結果でもありません。 実家を手放したあとに残ったお金、S&P500を中心にした長期投資、相場環境、為替、そして運が重なった結果です。

なぜ、資産額の背景まで書いておくのか。

このサイトでは、39歳・札幌在住・4人家族が、55歳でのFIREに向けて資産形成と暮らしを記録しています。

その中で、資産額だけを毎月書き続けるなら、「なぜその金額になっているのか」を曖昧にしたままにするのは少し違うと感じました。

2.5億円という数字だけを見ると、「もう十分ではないか」「特別な人の話ではないか」と感じる人もいるかもしれません。 だからこそ、このお金がどこから来て、どう運用され、今の家族の暮らしの中でどんな意味を持っているのかを、できる範囲で整理しておきます。

この記事は、投資で大きく当てる方法や、短期間で資産を増やす方法を説明するものではありません。 実家を手放したあとに残ったお金、2021年のS&P500投資、過去の個別株経験、そして家族の安心につながっている感覚を整理する、個人の実録です。

資産額そのものより、その背景と意味を残しておきます。

2.5億円という数字を、ただ大きな資産として見るのではなく、どのような経緯で今の形になったのかを整理します。

出発点になったお金

実家を手放したあとに残った約8,000万円が、今の資産形成の大きな出発点になりました。

S&P500に寄せた理由

個別株で勝ったり負けたりした経験を経て、自分には市場全体に長く乗る投資が合うと感じました。

増えた理由と運の部分

投資した時期、米国株の上昇、円安、売らずに済む生活状況など、いくつもの条件が重なりました。

家族の安心とのつながり

この資産は勝った証ではなく、教育費や働き方の選択肢、家族の暮らしを守るための土台だと感じています。

大きな出発点は、実家を売ったお金でした。

まず前提として、私はこの資産額を「自分の力だけで作ったもの」とは思っていません。

給与収入を長年積み上げて、節約だけでここまで来たわけではありません。 短期売買で大きく当てたわけでもありません。 暗号資産や個別株で一発逆転したわけでもありません。

大きな出発点になったのは、実家を売ったお金でした。

私は比較的早く両親を失っています。 その後、実家を売りに出しました。 結果として、手元に残ったお金が約8,000万円ありました。

この金額は、資産形成のうえで非常に大きなものでした。 同時に、それは単純に「得をしたお金」とは言いにくいものでもあります。

両親を失い、実家を手放したあとに残ったお金です。 だから、このお金が増えたことを、軽い成功談のようには書きにくい気持ちがあります。

私の資産形成は、実家売却後に残ったお金と、それまでに自分で貯めていたお金を合わせたところから、大きく動き始めました。

約1億円の運用資金を、S&P500中心に投じました。

実家売却後に残った約8,000万円。 それまでに自分で貯めていたお金。

それらを合わせて、2021年には約1億円の運用資金がありました。 この時点で、私はその大部分をS&P500へ投じました。

今振り返っても、かなり大きな判断だったと思います。

親が残したお金を、自分の判断で大きく減らしてしまうかもしれない。 その怖さは、かなりありました。

単に「余裕資金だから投資した」という軽い感覚ではありませんでした。 もし大きく下がったらどうするのか。 親が残してくれたお金を、自分が減らしてしまうのではないか。 そういう怖さはありました。

それでも、長期で考えるならS&P500が一番納得できる選択肢だと思いました。

個別株で大きく勝ち続ける自信はありませんでした。 頻繁に売買して、市場に勝ち続ける力もありません。

それなら、米国企業に広く投資するS&P500を中心にして、できるだけ長く持ち続けるほうが、自分には合っているのではないか。 そう考えました。

大きな出発点 実家売却後に残った約8,000万円
2021年の運用資金 それまでの貯蓄と合わせて約1億円
中心に置いた投資先 S&P500を中心にした長期投資

個別株で勝ったり負けたりした経験もありました。

2021年にいきなり投資を始めたわけではありません。 それ以前にも、投資経験はありました。

ただ、今振り返ると、かなり危うい投資もしていました。 個別株で大きく損をしたこともあります。 逆に、大きく勝ったこともあります。

でも、その売買は、安定した資産形成というより、かなりギャンブルに近い感覚でした。

上がれば嬉しい。 下がれば焦る。 当たれば気持ちが大きくなり、外れれば取り返したくなる。

そういう投資を続けていても、自分には個別株で安定して勝ち続ける力はないと感じました。

そこから投資について勉強し、長期で市場全体に乗るインデックス投資のほうが、自分には合っていると考えるようになりました。

だから、2021年に約1億円をS&P500中心に投じたのは、投資経験がない状態でいきなり踏み込んだわけではありません。

むしろ、個別株で大きく勝ったり負けたりした経験があったからこそ、インデックス投資に寄せたという感覚があります。

資産は、一直線に増えたわけではありません。

手元に残っている記録をもとにすると、2021年8月時点で約1.03億円、2026年1月時点で約2.24億円でした。

およそ4年半弱で、資産額は2倍以上になりました。 こう書くと、かなり順調に増えてきたように見えるかもしれません。

ただ、実際には一直線に増えたわけではありません。

2021年8月
資産は約1.03億円

S&P500中心の長期投資を大きく進めた初期の記録です。

2022年1月
資産は約1.17億円

この時点では増えていましたが、その後の相場では減少も経験しました。

2023年1月
資産は約1.11億円

前年から約543万円の減少。円安に助けられた面もあり、下落を精神力だけで耐えた感覚ではありません。

2026年1月
資産は約2.24億円

米国株の上昇、為替、投資した時期、売らずに済んだ生活状況が重なり、2億円を超えました。

この資産形成は、自分がうまかったからではありません。

もちろん、2021年に大きく投資したこと。 途中で大きく売らなかったこと。 生活を必要以上に膨らませなかったこと。 そうした判断はありました。

ただ、それ以上に、運がよかった部分が大きかったと思っています。

  • 図らずも投資する資金を得られたこと。
  • その後の米国株の上昇があったこと。
  • 円安の影響があったこと。
  • 大きく売らずに済む生活状況だったこと。

いくつもの条件が重なりました。 同じことを別の時期にしていたら、まったく違う結果になっていたかもしれません。

だから、この記録を「こうすれば2.5億円になる」という話として書くつもりはありません。

これは投資助言ではありません。再現性のあるノウハウとして書いているわけでもありません。 あくまで、ひとつの家庭の資産形成の記録です。

2.5億円は、勝った証ではなく、家族の安心につながる土台です。

ここまで資産が増えたことについて、いちばん強く感じているのは、「自分が勝った」という感覚ではありません。

一番大きいのは、家族の安心につながっているという感覚です。

教育費への安心

子どもが進学する時期に、選択肢を狭めすぎずに済む可能性があります。

働き方の安心

自分が仕事で限界になったときに、すぐ生活が壊れない余地があります。

家族の暮らしへの安心

妻や子どもに、生活の不安をあまり背負わせずに済む土台になります。

受け取ったものを引き継ぐ安心

親から受け取ったものを、自分の家族の安心へ変えていく感覚があります。

2.5億円という数字は、私にとって「勝った証」ではありません。 家族が少し安心して暮らすための土台です。

だからこそ、軽く扱えません。 増えたからよかった。 大きな資産になったから成功した。 そう単純に言い切れるものではありません。

もともとの出発点が、両親を失い、実家を手放したあとに残ったお金だったからです。 そのお金が今、家族の安心につながっている。 そう考えると、ありがたさもありますし、責任もあります。

それでも、今すぐ仕事を辞めようとは思っていません。

ここまで資産が増えたことは事実です。 ただ、それでも私は、今すぐ仕事を辞めようとは思っていません。

理由はいくつかあります。

  • 子どもがまだ小さく、教育費がこれから本格的にかかること。
  • 家族4人の生活を考える必要があること。
  • 相場が大きく下がる可能性があること。
  • 信用取引も使っているため、リスク管理を軽く見られないこと。
  • 仕事を辞めたあとの生活を、まだ具体的に描ききれていないこと。
  • 今の資産の出発点が、両親を失ったあとに残ったお金であること。

単純に「増えたからよかった」とだけは思えません。

このお金をどう扱うか。 家族の生活をどう守るか。 子どもたちに何を残すか。 自分はどこまで働き、どこから生活を変えるのか。

そういうことを、まだ考えている途中です。

だから私は、今すぐFIREするのではなく、55歳でのFIREを目標にしています。 仕事を辞めること自体を急ぐより、辞めることも、続けることも、働き方を変えることも選べる状態を作りたいと考えています。

成功談ではなく、受け取ったお金を家族の安心に変えてきた記録です。

数字だけを見ると、特殊な記録に見えるかもしれません。

39歳で資産約2.5億円。 たしかに、一般的な資産形成の記録として、そのまま参考になるものではないと思います。

ただ、私にとってこれは、単なる成功談ではありません。

両親を失ったこと。 実家を手放したこと。 そのあとに残ったお金を、どう運用するか考えたこと。

親が残したお金を減らしてしまうかもしれない怖さがありながら、それでもS&P500を中心に投資したこと。

個別株で勝ったり負けたりした経験を経て、インデックス投資に寄せていったこと。

相場や為替に助けられながら、資産が大きく増えたこと。 そして今、そのお金が家族の安心につながっていること。

その全部を含めた、現在地です。

2.5億円を作った成功談ではなく、受け取ったお金を、どう家族の安心に変えてきたのか。 その過程として、これからも記録していきます。

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この記事は、筆者個人の資産形成の背景を整理した記録です。 投資助言、税務判断、相続判断を目的としたものではありません。 実際の投資判断、税務、相続、退職判断については、ご自身の状況に応じて慎重に確認してください。