39歳からの55歳FIRE記録
資産が2.5億円を超えているなら、もうFIREしてもいいのではないか。そう見えるかもしれません。ただ、私にとってFIREは、資産額だけで決めるものではありません。大事なのは、生活費、教育費、運用リスク、家族の暮らしを含めて、無理なく選べる状態になっているかです。
このページで確認すること
FIREを考えるとき、資産総額はもちろん大事です。ただ、資産額だけを見ても、退職後の生活が本当に成り立つかは分かりません。
私が特に確認したいのは、次の5つです。
- 年間生活費がどれくらいで続くのか
- 子どもの教育費が、いつ、どれくらい重くなるのか
- 暴落時にも投資方針を崩さずにいられるか
- 仕事を離れたあと、家族や地域との関わりをどう作るか
- 55歳時点で、辞める・続ける・働き方を変える選択肢を持てるか
つまり、このページは「2.5億円あるから大丈夫か」を見るページではなく、2.5億円という現在地から、何を確認すればFIRE判断に近づけるかを整理するページです。
FIREできるかは、総資産ではなく年ごとの資金繰りで見る
資産額が大きく見えても、支出の出方は毎年一定ではありません。
生活費はインフレで増えるかもしれません。子どもの進学時期には教育費が大きくなります。住宅関連費、医療費、家族のイベントなど、一時的に大きな支出が出る年もあります。
だから、FIRE判断では「今いくらあるか」だけではなく、何歳のときに、どれくらい資産が残っているかを見る必要があります。
私の場合も、2.5億円という数字だけで安心するのではなく、55歳以降の生活費、年金、投資資産の取り崩し、一時支出を年ごとに確認したいと考えています。
FIRE現在地チェッカー ツールを開く教育費は、総額よりも「重くなる時期」を見る
子どもがいる家庭でFIREを考えるとき、教育費はかなり大きな要素です。
教育費は、合計額だけを見ると分かりにくい支出です。大事なのは、いつ、どの年度に、どれくらい重くなるかです。
小学校、中学校、高校、大学。公立か私立か。塾や習い事をどう見るか。大学時に自宅から通うのか、一人暮らしになるのか。これらによって、必要になる金額も、支出が集中する時期も変わります。
私がすぐFIREに踏み切らない理由のひとつは、子どもの選択肢を、親の早すぎる退職判断で狭めたくないからです。
子どもの教育費みえる化チェッカー ツールを開く2.5億円を「使えるお金」として分解して見る
2.5億円という数字は大きな安心材料です。ただ、そのすべてを同じ意味のお金として見ると、判断を誤りやすくなります。
投資に回している資産、取り崩しに使いやすい資産、老後まで置いておきたい資産、子どもの教育費に備えるお金、暴落時に売らずに済むための余力。目的ごとに分けて考える必要があります。
特に、資産の多くを株式などの値動きがあるものに置いている場合、評価額は常に動きます。今日の2.5億円が、暴落時にも同じ安心感を持つとは限りません。
だから私は、資産総額だけではなく、どのお金を、いつ、何のために使うのかまで分けて考えたいと思っています。
暴落時に、売らずにいられる設計になっているか
長期投資では、相場が悪いときにも市場に残り続けることが大事だと考えています。
ただし、「売らない」と決めるだけでは不十分です。実際に資産が大きく減ったとき、生活費や教育費の支払いに困らない設計になっていなければ、方針を守ることは難しくなります。
特に私の場合は、S&P500を中心にした資産形成を続けており、一部では信用取引も使っています。だからこそ、上昇時の資産額だけではなく、下落時にどう耐えるかを確認しておく必要があります。
すぐFIREしないのは、臆病だからだけではありません。暴落が来ても生活と投資方針を崩さないための準備期間でもあります。
月次資産記録 記録を見る金融資産だけでなく、生活の土台も整える
FIREを考えると、お金の話が中心になります。もちろん、それは避けて通れません。
ただ、仕事を離れたあとにどう暮らすのか、家族とどう関わるのか、社会や地域との接点をどう持つのかも同じくらい大切です。
資産があっても、生活のリズムや人との関わり、自分が時間を使いたいことが見えていなければ、自由になったあとに迷うかもしれません。
金融資産とは別に、人的な資産や、生活の土台のようなものも、55歳までに少しずつ整えていきたいと考えています。
55歳FIRE計画 詳しく見るすぐ辞めないことは、先送りではなく選択肢を増やすための時間
「資産があるのに辞めない」という選択は、外から見ると中途半端に見えるかもしれません。
でも、私にとっては、ただ先送りしているわけではありません。
生活費を把握する。教育費の山を確認する。資産配分を見直す。暴落時のルールを整える。家族との時間や、仕事を離れた後の暮らし方を考える。
そうした確認を積み重ねることで、55歳の時点で、辞めることも、続けることも、働き方を変えることも選びやすくなります。
だから私は、資産2.5億円でも、すぐFIREしない。
焦って退職するのではなく、資産額だけでは見えない部分を整えながら、選べる状態を作っていきます。
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FIREできるかを確認したあと、次に考えたいのは「どの口座で、どう資産を置いていくか」です。
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